ご存知ですか?ACP(アドバンス・ケア・プランニング)

「将来、病気や事故で意思表示が出来なくなった場合にそなえ、
 本人が望む医療やケアについて、あらかじめ家族や医療者と
 話し合い、共有しておくプロセス」

東京都_わたしの思い手帳

「最期は、こうしてほしい」
「延命治療は望まない」
「自分で自分の意思表示ができなくなったら、○○に代わりに決めてほしい」


望ましい医療や介護の在り方を事前に共有しておくことで、本人の意思を尊重することができます。
同時に、身近な人の心理的負担を軽減することもできます。

厚生労働省によると、終末期には、約7割の人が意思決定できなくなるとのことです。

アメリカでは1990年代から広まった概念ですが、日本では2007年に厚生労働省の「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」において初めて提言されたそうです。
その後議論を経て、「人生会議」という名称でキャンペーンなどが行われてきましたが、まだまだ認知度が低いのが現状です。

東京都では、ACP(アドバイス・ケア・プランニング)について、自分自身で考え、家族や医療・介護関係者と話し合うためのツールとして「わたしの思い手帳」を配布しています。
医療・介護だけでなく、「住み慣れた自宅で最期まで過ごしたい」「これまで大切にしてきたこと、これからも大事にしたいこと」など普段感じていることや考えていることを言葉にすること、とても大切です。ぜひ手に取ってみてください。


東京都保健医療局「わたしの思い手帳」➤https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/zaitakuryouyou/acp_booklet

区役所や地域包括支援センター、医療機関などでも配布されています。
また、PDF版もインターネット上で無料ダウンロード可能です。

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相続手続支援センター東京神田
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Tel:03-6826-9674
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